社 名 三方原神社 主祭神
鎮座地 静岡県浜松市三方原
御   由   緒 ・ 沿   革
 同社は、初め五社神社の跡地に建立された。もともと五社神社は浜松城の鎮守で、家康公在城のとき秀忠の誕生に当たってその胞衣を納め、家康公が松を植えた、との伝承のある所で五社神社は天正八年に城外に遷座された。
 明治初年、浜松城廃城のときに幕臣の堀口勘蔵らは、この由緒ある土地が消滅することを恐れて一社を建て、東照宮を勧請したと伝えられる。相殿には秀忠公を祀っていたが、明治三十四年には家光公も合祀され、元城神社と改称された。さらに大正十二年、現在の浜松市三方原に移転され、戦後現在の社名に改められた。
(家康公と全国の東照宮 高藤晴俊 著より)

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