鏡石寺 玉壺山 医王院 鏡石寺
ぎょっこざん いおういん きょうせきじ
御本尊 阿弥陀如来
宗 派 天台宗
住 所 福島県二本松市亀谷1−110
縁   起 ・ 沿   革
 当寺は、貞観6年(864年)慈覚大師「円仁」様により開山され、当時の御本尊は「薬師如来」様、現在の御本尊は「阿弥陀如来」様です。
 当初、市内細野の鏡石という所に建立され、それが寺名の由来となった様です。永禄年間(1560年頃)に郭内の蔵場町に移り、その後、伊達公の遺恨に苦慮した丹羽公の計らいにより、正保元年(1644年)に現在の地に移されました。
 現在の地に移った当時の、当寺中興の祖である第七世住職「呑海」は、徳川家の菩提寺である上野寛永寺を開山された慈眼大師「天海」様の孫弟子にあたり、延宝5年(1677年)当寺に「徳川三代将軍家光公の御廟」を設けました。門表には、金色燦爛たる三つ葉の御紋章を用いて寛永寺に擬し、小本山とも称され、二本松城下の寺頭職、並びに近隣天台宗寺院の本寺格でありました。
 享保6年(1721年)第九世住職「慶海」の時、「慈覚大師開山碑」が境内に造立され、またこの頃、霊験あらたかな「犬突き不動」の縁起も成されました。
 第二十世住職「孝顕」(昭和45年歿)は、長年、二本松仏教和合会会長を務め、戦没者慰霊の為に托鉢を行ない、「多宝塔」を建立致しました。この「多宝塔」は、亀谷坂上の蔵場山忠霊塔内に納められています。
 現在、本堂裏にある「しだれ桜」は樹齢400年程で、市の天然記念物に指定され、また当寺管理の亀谷坂上「千手観音堂」境内にある「芭蕉句碑」は、市の史跡に指定されています。

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